美容医療広告規制について【美容医療トラブル】
2018.1.29
皆さん、こんにちは!
名古屋のSEOに特化した記事代行サービスSEO記事.jpの伊藤です。
昨年10月25日、厚生労働省から、美容医療サービスの誇大広告などをきっかけに消
費者トラブルが相次ぐ事態を受け、「ビフォー・アフター」として効果をうたった
術前術後の写真掲載を原則禁止する方針が出されました。
もともと、医療法は虚偽・誇大広告を禁じていますが、術前術後の写真は加工や修
正が施されていても、立証や見分けが難しいため、トラブルになるケースが後を絶
たないためとされています。
いつの時代も、女性の美への興味は薄れることはないものです。
広告業界に身を置いている私、もちろん画像加工や修正がどんなに優れているか分
かっていながら、まじまじと広告を読みふけってしまうことがあります。
「ビフォー・アフター」は、少し前だと、某 結果にコミットするダイエットジムの
広告でもよくつかわれていましたね。
正直、古臭い宣伝技法ですが、非常に訴求力が強いのも事実。
もちろん、私たちでもよく使う技法です。
特に、ターゲット層が女性の場合、広告は画像などの視覚的イメージで訴えるのが
非常に有効とされています。
それは、文章や数字から情報を得るのが得意な男性に比べて、女性の脳は、画像か
らの情報を処理するのが優れているから。
直感や感情を刺激する画像に女性は非常に弱いのです。
美容医療やエステ・化粧品等の広告で、盛んに「ビフォー・アフター」が使われて
いるのは、そのためなんですね。
サービスを受けたときや、商品を使ったときのイメージが瞬時につきやすいので、
消費者としてもわかりやすく、
本来なら優れた技法なのですが、このような規制が入ってしまったために、悪いイ
メージがついてしまうのはとても残念に感じます。
『やりすぎだな…』と感じるほどの「ビフォー・アフター」広告が増えたのは、ど
うしてでしょうか?
SNSの普及に伴って、一般の方が画像の加工アプリを使うことが当たり前となり、
加工技術も驚くべきものですよね。
世の中にあふれる画像のほとんどが、加工を施されたものとなり、当然広告に対し
ては
『どうせ、加工してるだろう』という目で見るのが、当たり前になっています。
もちろん、きれいなものをより美しく見せる加工処理は、必要だとおもいますが、
事実を曲げるほどの加工がおこなわれることも少なくないでしょう。
訴求力を上げるため、競合よりインパクトのある広告を作ろうと、どんどん過激に
過剰になっていくのは、容易に想像がつきます。
あくまで、個人的な意見ですが、
広告は、正確な情報をよりわかりやすく、ターゲットに伝える役割をこなすもので
なければならないと考えます。
結果、エンドユーザーの満足度が上がり、クライアント様の利益につながるのが、
制作側としても一番うれしいこと。
今回の厚生省の発表は、2018年6月までに適用となる見込みで、美容医療にの
み適用とされていますが、
広告がより過激に、過剰になっていくことの抑止力になるといいなと思います。
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